goodroomが語るファンを増やすためのSNSマーケ「圧倒的ユーザー目線」

今回は、2021年10月12日 (火)12:00~18:00 / 10月13日 (水)12:00~18:00に開催された【デジタルの日特別ウェビナー】ニューノーマル時代のSNSとの向き合い方「これからはじめるSNS運用の教科書」にて、ご登壇いただいた、グッドルーム株式会社 メディア事業部 マーケティンググループ主任 太田 佳那氏の『goodroomが語るファンを増やすためのSNSマーケ「圧倒的ユーザー目線」』の授業内容を当日参加できなかった方に向けてまとめてお届けします。

是非、goodroomの事例を参考にしながら、どのようにSNSでファンを増やしたり、ファンを醸成していくのか学んで行きましょう。

イベント概要
・名称:ニューノーマル時代のSNSとの向き合い方- 「これからはじめるSNS運用の教科書」
・日時:10月12日 (火)12:00~18:00 / 10月13日 (水)12:00~18:00
・主催:株式会社FinT
※総勢、625人の方に申し込んでいただくほどの大盛況のイベントとなりました。

 

登壇者のご紹介

グッドルーム株式会社
メディア事業部 マーケティンググループ主任 太田 佳那氏
グッドルーム株式会社サイト

 

イントロダクション

不動産賃貸ポータルサイト「goodroom」とは?

太田氏 )goodroomは、アプリ・サイトにて自社のリノベーション物件や管理会社さまの物件とユーザーのマッチングのお手伝いをさせていただくサービスとなっております。
特徴としては、「リアルで正直な情報発信」をテーマに、ありのままを見せる写真にこだわって掲載をしています。また、気になるポイントも正直に伝え、マイナス点だけでなくお部屋のプロだからこそできるフォローなども加えてご紹介しています。

(例)気になるポイント
・駅からは少し離れます。
→駐車場は借りられるので、合わせてご検討を。車では駅前や近隣の大型公園へもすぐですよ。

goodroom サービスサイト
goodroom Instagramアカウント

goodroomのSNSとは?

太田氏 )goodroomのSNS総フォロワー数は40万人以上で、純粋な物件紹介アカウントとしては国内最大級です。フォロワー数だけでなく集客が強みとなっていまして、SNS経由からウェブサイトへの流入が他社企業に比べて10倍ほどの数値を獲得しております。また、実店舗への来店のキッカケは30%がSNS経由となっており、そのSNSの中で最も来店のキッカケとなっているのがInstagramです。

 

goodroomのSNSが不動産業界トップクラスになれた理由

なぜ今SNSなのか?

太田氏 )1990年代後半から2000年代にかけてインターネットの普及により情報が容易に入手可能な世代が誕生しました。これにより「コスパ重視」「合理的な選択」など、よりリアルな情報をミレニアル世代は求めていると注目しています。

SNSとミレニアル世代の関係について調査を行ったところ、10〜30代の方は、休日に1〜2時間もSNSを閲覧していることが分かりました。10〜20代にとってSNSは主要な情報交換の場となっていて、情報集からコミュニケーションまでシームレスに行えることがSNSの魅力だと感じています。

これらのことから、goodroomは「SNSでは営業できない」と解釈しました。リアルなコミュニケーションを意識すると分かりやすいのですが、かつての井戸端会議が今はSNSでも同じような会話が行われております。なので、道端で急に営業されても「唐突に何かしら?」と思うのと同じように、SNSも例外ではなく急にセール中の投稿をしてもびっくりされてしまいます。

goodroomがSNSを選んだ理由

太田氏 )goodroomがSNSを選んだ理由は 2つございます。

①ターゲットとの親和性
goodroomのサイトのメインターゲットが20〜30代女性で、おしゃれが好き、暮らしに関心が高いユーザーを獲得したいという思いがございました。一方でSNSにどのようなユーザーが集まっているかというと、10〜30代の若者が多かったり、興味・関心にまつわる様々なコミュニティがございます。goodroomが獲得したいターゲットとSNSの親和性が高かったことが、SNSを選んだ要因の一つとして挙げられます。SNSを選ぶ際には誰に届けたいのか、ターゲットの想定からはじめることが重要となってきます。

②商材・課題との親和性
賃貸の商品購入(次のお引っ越し)までのスパンは通常最短でも2年となっております。ユーザーにとって賃貸契約は大きな選択になりますが、意思決定の期間は約2週間ほどです。そこで、2年間の間のお部屋探しのハイシーズン以外もユーザーへのタッチができ、ユーザーにとっては理想や優先順位がわかった状態で意思決定ができるという双方のメリットがあるためSNSを選びました。

goodroomはファンを増やすためにSNS運用を行なっている

太田氏 )goodroomではキーワード「共感」としてSNSの運用を行なっております。
具体的に、投稿の文言でも「新築物件できました!」という風に見せるとユーザーさんからすると広告だとすぐにわかってしまうので、goodroomは、同じ建物でも広告のような表現はせずに「この部屋のシンプルさがいいよね」と主観として思ったことを投稿文にて記載します。伝え方1つでも、共感が生まれるような伝え方を大事にしているのです。すぐには結果に繋がらないかもしれませんが、共感が生まれてファンになることでいつかgoodroomでお部屋探しをしたいと思うファンを増やすことを目指して日々運用しております。最近では動画コンテンツへの取り組みも開始し、公式YouTubeアカウントも開設いたしました。
goodroom YouTubeアカウント

共感を生むために重要視しているポイント

太田氏 )どの媒体で発信するかによって、内容を最適化して運用を行なっております。
具体的にgoodroomではサイトとSNSで発信する内容を分けております。

<サイトを見ている人であれば?>
・駐車場があるか
・広さ
・家賃
・周辺環境
・初期費用

<SNSを見ている人であれば?>
・センス
・空間
・綺麗な写真
・家具
・住まないけどいい部屋

全ての媒体で同じ発信をするのではなく、それぞれでユーザーがみたいと思う情報を発信するということを大事にしております。

「共感」を生むためにgoodroomで重要視しているポイント
❶主語は「私」ほど良い主観性を
 営業トークではなく、友人とのコミュニケーションの場に馴染むように

❷分かりやすさ
 専門用語や「内輪の会話」を避け、万人に伝わる表現で。疎外感を与えない

❸ユーザーメリット
 ユーザーが見ていて楽しい or 有益な情報を(見てくれる理由は?)

例えばこちらの投稿画像は、文章で「今回は、駅から徒歩5分ほどのところ」や「1LDKメゾネットタイプ」「勾配天井」など一見わからない言葉を多く使っています。全体的に、事実を羅列しているだけで、共感が生まれにくい内容となってしまっております。

逆にこちらの投稿画像は、「広いバルコニー」や「初めて見ました。」など主観的な言葉を使い、わかりやすくユーザーメリットを提示できた結果、約3倍のいいね数を獲得することに成功しました。

30%がSNSをきっかけに来店しているgoodroom

太田氏 )ここまで順調そうに進んでいるようにお話していましたが、ここまで来るのに約3年ほどかかりました。SNSはすぐに成果には繋がらないですが、本当に日々の小さな積み重ねを送ることが大切です。おかげさまで現在では、goodroomに来店したきっかけの約3割がSNSという風に、重要な集客チャネルとして成立するようになってきてました。続けるのは大変難しいことですが、目的・目標・ユーザー目線で根気よく工夫を続けることがとっても大事です。

 

イベント参加者の声

グッドルーム株式会社の太田 佳那さんの授業は大好評に終わり、「とても勉強になる授業で、登壇者の二人のお話がとても分かりやすかったです」「大切なのはユーザー目線で共感し、ふんわり・主観的に発信していくこと。継続は力なり!!」などたくさんの前向きなコメントを視聴者の方々にいただきました。

 

今後のウェビナーのご案内

株式会社FinTでは、定期的にSNSのウェビナーを実施しております。
是非、興味ある方はこちらからご確認をお願いします。