横浜の魅力を世界に発信!ファンを増やし続ける横浜市のInstagram運用

世界中で広く利用されるInstagram。
月間ユーザー数は、なんと10億を超えるそうです。
その魅力の一つは、言語の壁にとらわれない直感的な情報発信ができることです。

今回は自治体インタビュー第2弾として、自治体アカウント最大規模の約6万フォロワーを誇る横浜市の公式アカウント「@findyouryokohama_japan」にお話を聞いてきました。

世界中に横浜の魅力を届けるためのポイントを解説していただきます。

※第1弾はこちら
1万フォロワー突破の銚子市に聞いた、自治体がInstagramに取り組むメリットとアカウントの伸ばし方

目次
■アカウントの運用方針と注意点

■人気の秘訣と運用の成果

■SNSの登場で変わったこと

■自治体へのアドバイス

 

■アカウントの運用方針と注意点

アカウント運用の目的を教えてください

海外での横浜市の認知を拡大していくことが目的です。
横浜は国内ではそれなりに知っていただいている都市ですが、実は、海外ではまだあまり知られていないんです。
より多くの人に横浜という都市を知ってもらうために、視覚的に情報を伝えやすく、利用者も多いInstagramで魅力を発信しています。

アカウントの運用方針を教えてください。

まず、海外に向けての発信なので、キャプションとハッシュタグは英語がメインです。
投稿する画像は、主に #myyokohamaを付けて投稿されている画像の中から、365日毎日1枚「横浜の素敵な景観」をリポストという形で投稿しています。
また、日頃から横浜を魅力的に切り取って撮影されている方とアンバサダー契約もしています。

アンバサダーというのは、横浜の魅力的な写真を多くとられている方で、その方と契約し、撮影した画像を提供してもらっているんです。

 

アンバサダー提供画像

撮影:Yoshikazu Takahashiさん(Instagramアカウント

撮影:Koichiさん(Instagramアカウント

撮影:Juriさん(Instagramアカウント

 

なぜ、そのようなスタイルで運用しているんですか?

様々な視点から見た「横浜」を紹介するためです。
Find Your Yokohamaはそのアカウント名の通り、フォロワーさんが自分のお気に入りの「横浜」を見つけられるような場でありたい、という想いで運用しています。

そのために、より多くの人の目線から見た横浜を取り上げていきたいと思っています。
写真は撮影者の性格や価値観が強く反映されるものなので、同じ場所でも撮る人によって全く違う作品になるのが面白いですね。

 

運用する上で、注意しているポイントを教えてください

一般の方から写真をお借りするときは、撮影場所を念入りにチェックするようにしています。

過去の失敗談なのですが、採用した写真が実は横浜市でなかった、ということがありました。
風景や夜景などは他の地域と見分けが付きにくい場合もあるので、注意が必要です。

また、せっかく素敵な写真なのに、立ち入り禁止の区域から撮影されたものだった、ということもありました。
公式アカウントでそのような写真を投稿してしまうと、「違法な撮影を市役所が認めた」という印象を与えかねないので、投稿前に確認が必要です。

■人気の秘訣と運用の成果

6万人近くからフォローされ、毎回多くの「いいね」を集めてる「@findyouryokohama_japan」ですが、人気の秘訣を教えてください

まずは、横浜市の街並みがとても魅力的なことですね。
ドラマやミュージックビデオの撮影にも頻繁に使われるフォトジェニックな街で、紹介したい景観がたくさんあります。
みなとみらいなど、いくつか定番の撮影スポットがありますが、同じ場所でも時間帯や撮り方によって全く違う表情を見せてくれます。
また、あまり知られていない穴場スポットも積極的に紹介するようにしています。

横浜に初めて出会う方に一目で素晴らしさを伝えるのはもちろん、市民の方や、よく遊びに来てくれる方も新しい魅力に気づけるような情報発信を心がけていることが評価していただいているのではないでしょうか。

日頃から目にしていただけるように、毎日欠かさず投稿することも大切にしています。

 

アカウント運用を始めてから、どうのような変化がありましたか?

ありがたいことに、たくさんの方が「投稿見てます」と声をかけてくださいます。
海外の方から投稿にコメントをいただくことも増えました。
フォロワー数やいいね数など、目に見える数値でも順調に成果が出てきていることが伺えます。

また、多くの方が#myyokohamaというハッシュタグをつけて横浜の写真を投稿してくれるようになりました。
タグがついた投稿から選んでリポストさせていただいているのですが、選ばれることをモチベーションに撮影を頑張ってくれる方も多いようです。

自ら横浜の魅力を発信してくださる方が増えてきているのはとても嬉しいですし、皆様の投稿を見て、私たち自身も今まで知らなかった新しい魅力に気づかせてもらうことがたくさんあります。

Instagramがきっかけで始まったイベントなどはありますか?

年に1度、普段からアカウントを見たり、写真を投稿してくださっている方向けのイベントを開催しています。
Find Your Yokohamaのファン同士で交流してもらったり、アンバサダーに写真の撮り方のレクチャーをしてもらったりと、いわゆるオフ会のようなものですね。

アカウントへの愛情を深めてもらったり、相互のコミュニケーションを生み出すきっかけになるイベントだと思うので、これからも大切していきたいです。

なるほど。Find Your Yokohamaを中心に、横浜が好きな人が集まるコミュニティができているんですね。

そうですね。
ただ、コミュニティとしての結束感が強くなり過ぎてしまうと、新しく興味を持ってくれた方が疎外感を感じてしまうという課題もあります。

これまでアカウントを支えてきてくれた方々を大切にしながらも、新しくファンになってくれる方も気軽に親しめるような、バランスの取れた運営が大切だと思います。

 

■SNSの登場で変わったこと

SNSの普及によって、広報の在り方はどう変わりましたか?

最大の変化は、情報発信の機会が増えたことですね。
今までは、自治体の情報発信は市の発行する広報誌や記者発表などが中心で、大きな予算のかかるプロモーションの機会は限られていましたが、SNSを活用することで全世界に向けて毎日情報を発信していくことが可能になりました。

さらに、SNSはリーチ数やいいね数など成果が数値で見えるので効果検証がしやすく、しっかり情報を届けられているという実感もあります。

また、Instagramは写真が中心のSNSなので、言語を超えた世界規模の情報発信が容易になりました。
写真による直感的なコミュニケーションは文章を読んでもらうよりもハードルが低く、まず知ってもらう・興味を持ってもらうという目的を達成する上で非常に有効なツールだと思います。

 

■自治体へのアドバイス

最後に、これからInstagram運用を頑張っていきたい自治体にアドバイスをお願いします!

まずは、アカウントのコンセプトを明確に定めることが大切です。
誰に向けて、どんな情報を伝えていきたいのか。どんな行動を促したいのか。
アカウントの芯がブレてしまうと、魅力ある情報発信はできません。

また、新しいファンを獲得する上で広告は重要な施策です。
Instagramの場合、ユーザーのエリアを絞って広告が打てるので、届けたいターゲットに正確に届けることができます。
SNS広告は他の媒体に比べて単価が比較的低いので、少ない予算でもチャレンジできます。

限られた資源でも、工夫次第で大きな結果が出せるのがSNS運用の魅力ですね。

 

今日はお話ありがとうございました!
これからも、Find Your Yokohamaで新しい横浜に出会えるのを楽しみにしています!

 

インタビュー:株式会社FinT

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