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【イベントレポ④】Acecook・Kaoに学ぶ、デジタル×オフラインで生まれるベトナムでのブランド力とは

海外マーケティング 公開 更新 株式会社FinT

今回は、2024年11月26日(火)/11月27日(水)13:00~17:00に開催されたASEAN FUTURE SUMMITにて、ご登壇いただいた、「ベトナムで愛されるブランドAcecook、KAOのマーケティング戦略」のセッション内容を当日参加できなかった方に向けてまとめてお届けします。

是非、これを読んでベトナム市場への理解を深めていただけましたら幸いです。

■イベント概要

・名称:ASEAN FUTURE SUMMIT 2024

・日時:11/26(火)・11/27(水) 13:00〜17:00

・主催:株式会社FinT (https://fint.co.jp)

ASEAN FUTURE SUMMIT 開催の背景

少子高齢化で市場が縮小していく日本において、新たな市場開拓という面で、ASEAN市場への進出の必要性が高まっています。しかし、依然足踏み状態が続いており、進出後も軌道に乗せることができず撤退するケースも少なくありません。昨年5月よりASEAN進出支援を行っているFinTは、今回ASEAN FUTURE SUMMITを通して、先駆者から最新ビジネス動向のリアルを知る機会を作ることで、今後さらなる日系企業がASEAN市場にチャレンジする契機となることを目指します。

登壇者紹介

Acecook Vietnam 北部営業統括 営業副本部長 梶原伸介様

Kao Vietnam Co., Ltd. Assistant Brand Manager 小原聡太郎様

株式会社FinT グローバル事業部兼 FinT Vietnam 営業マネージャー 脇田雅士

アジェンダ

1)ベトナムにおけるマーケティング環境の特徴(FinT 脇田より)

2)マーケティングの全体像に関して

3)具体施策に関して

ベトナムにおけるマーケティング環境の特徴

セッションの冒頭で、ベトナムにおけるマーケティング環境の特徴について、FinTグローバル事業部の脇田が解説しました。

FinT 脇田:ベトナムの人口としては、人口が約9,900万人というところで日本に迫るような形で伸びてきております。経済成長率に関しても非常に高く、将来的にポテンシャルを見込まれている市場です。他のASEAN諸国と比較して外資規制も比較的緩く、国民性もとても真面目で仕事に対するモチベーションも高い社員が多いです。英語が話せる方も多く政治的にも関係良好のため親日の方が多いというのも特徴です。

マーケティング市場で押さえておくべきポイントは3つあります。1つ目はFacebookやTikTokが重要なチャネルであるということです。2つ目がインフルエンサーの影響力がかなり強いということ、3つ目が購買行動の違いってところをしっかり理解して、マーケティングをしていく必要があるというところです。1、2点目についてですが、ベトナムにおいてテレビもすごく重要なメディアではありつつSNS媒体も無視できません。特にTikTokに関してはユーザー数が急増しており、他のプラットフォームと比べても平均利用時間が圧倒的に長いです。またコンテンツについてですが、ユーザーはブランドが発信する情報よりもインフルエンサーの発信する情報を信用しやすいです。購買における意思決定の思考としては比較的直感を信じるソーシャル志向が強く、クリエイターさんや自分が信用しているインフルエンサーさんの情報を直感的に信じる方が多いため、口コミやインフルエンサーさんの情報活用が非常に大事だと思っております。

続いて購買行動の違いですが、大きく分けるとベトナムは大きく3つの購買経路が存在します。トラディショナルトレード・モダントレード・ECがあり、モダントレードはいわゆる日本でよくあるドラッグストアやデパート、スーパー、コンビニといったところです。ベトナムの特徴としては、個人商店のような路面上にあるようなお店が非常に多いというのが挙げられます。モダントレードとECは伸びてきているものの、まだまだシェアとしてただオリジナルトレードってところが多い状況です。

マーケティングの全体像に関して

FinT 脇田:Acecook様のベトナムにおけるマーケティングはどのような全体像でしょうか。

Acecook 梶原様:ブランドによっても実施内容は異なりますが、弊社が行っているマーケティング活動としてテレビCM・デジタル広告(SNS広告)・サンプリングが挙げられます。最近だと数年前に比べ、テレビCMの構成比が下がりデジタルの構成比が上がっています。サンプリングに関しては食品メーカーですので商品や味を知っていただくということに昔から変わらず力を入れています。また、デジタルの中でも弊社は特にFacebookに力を入れていて広告コミュニケーションを行なっています。

FinT 脇田:現在テレビの構成比を下げてデジタルを中心にやっているというのと、その中でもFacebookに注力されてるという点の背景を教えていただけますでしょうか。

Acecook 梶原様:テレビに関して、ベトナムでも昔から一番影響力のあるのはテレビだったのですが、ベトナムの即席麺市場は30年やってる中で大きく成長してきました。市場が成長する中で、昔よりも消費者のニーズが多様化してきているというふうに考えております。そのため各ブランドによってターゲットも細分化しています。ターゲットに合った効率的なメディアを組み合わせるために、デジタル中心のメディアになってきているというのが市場の背景です。消費者ニーズの変遷から自然とメディアの構成比が変わってきてるのかなと思います。また、Facebookに関してはカテゴリーに分けて、複数のページを運営しております。ある程度商品によってターゲットが異なるので、カテゴリー別でページ運営をしながらそれぞれのカテゴリーで特に狙っていきたいターゲットに魅力を感じてもらえそうなコンテンツを発信しています。

FinT 脇田:ありがとうございます。続いてKao様のベトナムにおけるマーケティングはどのような全体像でしょうか。

Kao 小原様:我々は生活者のライフスタイルの変化に伴い、デジタルに集中して取り組んでいます。コロナの影響でマーケットは大きく変化しました。余剰時間をSNSに費やすようになり、スキンケア関連のKOL(Key Opinion Leader)や医師の投稿を見て、スキンケアへの意識や行動が変化しています。また、TikTokを中心にソーシャルコマースが急激に拡大していることから、情報発信の側面と購入チャネルの両面でオンライン強化を進めています。

FinT 脇田:食品業界とスキンケア業界で売れる場所が異なる点が興味深いですね。逆にスキンケア業界でのオフラインはどのように捉えてらっしゃるのでしょうか。

Kao 小原様:オンラインがオフラインを上回る勢いで急成長していますが、もちろんオフラインも重要なチャネルだと認識しています。特に我々のような自分の肌で試していただくカテゴリーにおいては、テスターが購入の重要な決め手になることもあります。また、ベトナムの方々はコスメショップなどのスタッフの接客を信頼しており、店頭での接客も貴重な情報源になっているのでオフラインとオンラインの両輪で強化していくことが、我々のカテゴリーにおいて重要であると考えています。

具体施策に関して

FinT 脇田:Acecook様に、具体施策として成功事例をお伺いしたいです。

Acecook 梶原様:様々なマーケティングや広告宣伝をする上で消費者に伝えたい内容を伝えるために、どのメディアを組み合わせるのが良いかまず考えています。その中で特にSNSで拡散してもらえるような話題作りに注力しています。成功事例として去年の年末に「Hao Haoを食べて金を当てよう」キャンペーンを行いました。視覚的にもインパクトのあるイベントを開催し、これをキャンペーン告知のTVCMでも活用することで、SNS上での多くの反響を獲得しました。

今後のウェビナーのご案内

株式会社FinTでは、定期的にSNSのウェビナーを実施しております。

是非、興味ある方は下記からご確認をお願いいたします。

https://fint.co.jp/seminar/

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現状の事業課題から、SNSを起点に認知から購買までの導線を設計します。

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